AGAは鍼治療で改善することがあります

AGAは、成人男性に多く見られる男性型脱毛症のことで、前頭部の生え際から薄くなっていくA型、左右のこめかみから薄くなっていくM型、頭頂部から薄くなっていくO型、これらの混合タイプがあります。脱毛の原因はさまざまですが、遺伝によるもの、ストレス、食生活睡眠時間などの生活習慣、シャンプーや整髪剤が合わない、頭皮の環境の悪化、加齢による頭皮の血流量の減少などがあります。また、男性ホルモンであるテストステロンが頭皮でジヒドロテストステロンに変化することで、発毛を抑制してしてしまうなどが原因で起こる場合があります。AGAの治療法は、その原因をしっかりと見極めて、適切な治療法を選ぶことがとても大切です。
中医学では、脱毛は腎や血が足りていない状態で、補う治療法が有効になります。漢方では、遮火補腎丸、産馬補腎丸などの補腎薬を服用することで改善が見られます。
また、鍼治療も頭皮の血流改善やストレスの軽減のうえで大変有効な治療法です。脱毛している状態は、頭皮の血流量が落ちていることが多く、血流をあげることがとても大切です。頭皮の髪が薄くなっている部分に直接鍼をさしたり、経絡にお灸を置くことで血流が改善し、髪に栄養を行き渡らせることができるようになり、AGAが改善します。
脱毛はストレスも大きな原因と言われており、鍼治療を受けることで、ストレスが軽減され自律神経が整いやすくなります。ホルモンのバランスが整い、男性ホルモンによる発毛抑制の効果が抑えられて、AGAの改善が見込まれます。
遺伝や加齢によるものと諦めてしまわずに、病院での治療と鍼治療を合わせて行うことで、十分に発毛の効果が得られるようになります。