AGAの治療は養毛剤だけでは不十分である

AGA(男性型脱毛症)の治療をする際に市販されている養毛剤を使う人がいますが、このとき注意が必要なのは、養毛剤だけではAGAの治療をするのには不十分であるということです。
抜け毛や薄毛の対策をする製品には、養毛剤、育毛剤、発毛剤の3種類があります。このうち、養毛剤は、今現在生えている毛髪を健康な状態に維持することで抜け毛の防止をすることに重点が置かれており、含有成分も皮脂やフケの発生を防ぐ成分や、保湿成分、栄養成分が中心となっており、作用も緩やかです。AGAを治療する際に現在生えている毛髪の保護は重要であり、養毛剤はその目的を十分達成することができる製品といえますが、この製品ではAGAの特徴であるヘアサイクルの乱れに対応することはほとんどできません。
AGAの発症によって乱れたヘアサイクルを正常なものに戻すには、発毛剤を使用するのが最良です。発毛剤は、新たに生えてくる毛髪にはたらきかけることに重点が置かれており、含有成分も毛乳頭細胞や毛母細胞に直接作用させる成分や、AGAの原因となる男性ホルモンの生成に関与する物質の働きを阻害する成分が中心です。養毛剤と比較すると作用は強く、人によっては頭皮に赤みや痒みが出る副作用が生じる可能性がありますが、使用し続けることで少しずつヘアサイクルが元に戻っていき、太くて長い健康な毛髪が生えてくるようになります。
発毛剤は医薬品として指定されているものが多く、化粧品や医薬部外品に指定されることが多い養毛剤や育毛剤と比較すると価格が高い傾向にあります。しかし、治療効果も高いので、本格的にAGAの治療を行いたいと考えているのであれば、できるだけ発毛剤を入手するようにしましょう。